手のしびれが10年以上前からとれない 女性 50代

【頸椎ヘルニア】
肘から手先かけてシビレに関する改善効果

【患者】
50代 女性 会社員

【主訴】
10年以上前から続く腕や手先の痛みとシビれがあり、整形外科では「頸椎ヘルニア」と診断され手術以外に治る方法はないと言われた。

【既往歴】
・既往疾患 なし

・手術歴 10年前に乳がん手術あり

【現病歴】
2005年、特に誘因なく頸椎ヘルニア発症。肩こりは、数年来あり

【現症】
首ROM(可動域)は右:屈曲痛みあり 外転痛みあり 上痛みが強く出る

【検査所見(検査結果)、画像所見】
レントゲンにて頸椎、OA(変形)所見あり。MRIでは異常なし。

【治療内容・方法】
首周囲に特別操作5分してみるとシビレが10→8まで減少。

続けてみたが、それ以上の改善はないので鎖骨周辺のしこりを探してみると5㎜ほどの固まりがあったので、その筋肉を柔らかくしてみました。

するとシビレが10→2まで減少しました。初日はここで終了。

3日後に2回目の治療

【治療内容・方法】

首や肩だけの施術では、「気持ちは良い」のですが、回復は出来ません。でなので、鎖骨周辺のシコリを特に施術していきました。

すると、やはりシビれが無くなります。

しかし、この女性は背中や腰に強い緊張がありましたので、聞いてみると「腰は20年以上前から痛い」と言う事でした。

根本の原因は腰の筋肉が異常に緊張して背中や首まで硬くなっていましたので、今回からは本格的に腰の施術もしていきました。

すると、「肩こりが楽になった感じがする」と言われます。

2回目はここで終了。

3回~6回の施術

【治療内容・方法】
治療内容は以前と同様。

「長時間パソコン作業をしない限り、シビレはほとんど感じなくなった」と言って頂きました。

以前は寝ていても痛みとシビれで目を覚ましていたのが、今では朝までグッスリと眠れるようになったという事です。

【経過】

1週間後、頸部~肩、腰周囲ともに、筋緊張は減少。

【結果】
痛みVAS 10→0に減少。首ROM(可動域)は全方向法に改善。

【考察】
整形外科では「頸椎ヘルニア」との診断でしたが、ヘルニアは関係ありませんでした。神経自体の圧迫はなく、むしろ血管の圧迫の方が原因になっていたと考えれます。

なので、血管にたどって筋肉を柔らかくしていった事は有効であったと考えます。