神経が原因の腰痛と病院で言われた 40代 女性

腰痛

症例

【腰の激痛に関する改善効果】

【患者】 女性 41歳

【主訴】 看護師の仕事中に重たい患者さんを抱えたら腰に激痛が走り、それから動けなくなってきた。

整形外科で診察を受けると「神経を挟んでいる可能性がある」と言われた

【既往歴】

・既往疾患 腰椎椎間板ヘルニア

・手術歴 5年前に腰痛椎間板ヘルニア手術経験あり

【現病歴】

6年前、仕事中に腰痛発症。頸椎ヘルニアの経験もあり

【現症】

腰ROM(可動域)は右:屈曲15度 左屈曲10度 外転 左屈曲、外転ともに痛みで動かせない

【検査所見(検査結果)、画像所見】

レントゲンにて頸椎、腰椎ともOA(変形)所見あり。MRIでは異常なし。

【治療内容・方法】

腰周囲に特別操作を5分実施。すると椅子から立ち上がる時に痛みが楽になっている

更に腰周囲に特別操作を5分実施してみると、更に立ち上がる時に痛みが軽くなっている

同じように5分づつ同じ特別操作をして痛みの確認を繰り返し実施。合計30分後には、痛みが10→4まで減っていき、前かがみや左右の屈曲が楽にできるようになった

初日はここで終了。

仕事の関係で4日後に来院。痛みがかなり楽になっていたので自分でも「神経は関係なかったように思う」と言われました。

2回目の施術も同じように30分行いましたが、痛みが10→1ぐらいまで減り、スポーツジムに行けるような気がすると言われました。

仕事も普通に出来るようになったそうです。

【経過】

5~10分後、腰周囲ともに筋緊張は減少。

【結果】

痛みVAS 10→1に減少。腰ROMは全方向に改善。

【考察】

触診をしたところ、明らかに硬い筋肉が発見できたので、神経を狙う施術よりも、固まった筋肉だけに的を絞った施術は有効であった

わかむら治療院