膝の内側が痛くて歩けない 50代 女性

症例
【内側の膝痛に関する改善効果】

【患者】
 女性 55歳

【主訴】
長い距離を歩いたら次の日から左の膝内側の激痛で歩けなくなってきた

【既往歴】
・既往疾患 膝痛は以前からあり病院に通っている
・手術歴 右側の膝手術経験あり
・生活歴、家族歴、 母親も同じ膝痛に悩んでいた

【現病歴】
6年前から特に誘因なく右膝痛発症していたが、今回は左の膝が痛み出した

【現症】
膝ROM(可動域)は右:屈曲45度  左屈曲30度 動かすと痛む

【検査所見(検査結果)、画像所見】
レントゲンに膝ともOA(変形)所見あり。MRIでは異常なし。

【治療内容・方法】
膝周囲に特別操作5分、腰周囲に10分実1施

【経過】
5~10分後、膝と腰周囲ともに、筋緊張は減少。
椅子から立ち上がる時の痛みが違い、歩く事も少し楽になってきた
更に特別操作を10分続けて同じ検査をすると、やはり痛みの度合いが楽になっている

今回は「鼠径部」周囲の筋肉緊張があるようなので、鼠径部周囲の特別操作を5分してみると、痛みがほとんど無くなったと言われました。

【結果】
痛みVAS 10→1に減少。膝ROMは60度まで曲がるように改善。

【考察】
鼠径部周囲の特別操作は有効であった。ここで初日終了

2回目の施術

【治療内容・方法】
前回から5日後だったので、痛みが少し出てきた。10→6くらいまで再発していた。しかしこれは許容値の範囲です。なので、今回も同じように膝周囲に特別操作5分、腰周囲に10分実1施

【経過】
5~10分後、やはり膝と腰周囲ともに、筋緊張は減少。
そして今回も「鼠径部」周囲の筋肉緊張があるようなので、鼠径部周囲の特別操作を5分してみると、やはりここで痛みがほとんど無くなったと言われました。
しかし腰の筋肉が硬いので、これが痛みの再発の原因になりますから、腰周囲を集中して施術していきました。

【結果】
痛みVAS 10→1に減少。膝ROMは70度まで曲がるように改善。

【考察】
今回も鼠径部周囲の特別操作は有効であった。そして今回から再発防止の為に腰の筋肉に的を絞った事は有効であったと思えます。

長年の病院通いで、薬害と注射の副作用がある為に、しばらく通院される事になりました。

わかむら治療院