座骨神経痛に関する改善効果
【患者】I.K様 63歳 女性
【主訴】腰痛、左足の座骨神経痛
【既往歴】
・既往疾患 高脂血症のコレストロール薬を10年間服用している
・消毒アレルギーあり
【現病歴】
・なし
【現在の症状】
・ふくらはぎが痛くてしゃがめない
・座ってから立つ時が痛い
・歩くと痛みが出る
【検査所見】
・レントゲンを診ると軽いヘルニアがあると病院で言われた
・1年前にしばらく様子を見ようと医者に言われた
・私が診たところ腰の筋肉の緊張がかなり強いと思えた
【治療内容・方法】
・腰の筋肉の緊張を取る事を先決して施術しました。まず徹底的に腹筋と腰方形筋を狙って柔らかくしていきました。地道な動きなのですが効果が高い手技です。
10分の筋肉操作をしたところ、腰の筋肉が柔らかくなってきた。患者さんにも触って確認してもらいましたが、ご自身でも柔らかくなった事を感じると言ってもらえました。
更に10分の筋肉操作を続けてみました。すると、明らかに筋肉が柔らかくなっています。指がグニューっと脇腹に入っていくような感覚です。
ここでご自身に触ってもらうと更に柔らかくなった事に驚いています。
立ち上がってもらうと、「いやっ、痛くない!なにコレ?」と驚かれています。
ついさっきまで動かすと痛かった足が痛みなく自然に動くようになったので、目がテンになっているようでした。
かなり楽になったようなので初日はここで終了です。
3日後に来院されて嬉しい報告です。
前回から痛みが10→3まで減っていると言われました。
通勤の時に電車で立っているのが苦痛で我慢して乗っていたのに、この3日間は普通に立つ事が出来ていたそうです。
今回も前回と同じように施術をしていきます。
今までの1ヶ月間は、毎日のように接骨院まで針治療に通っていたそうですが、楽になったと思ってもその場だけで帰ると、すぐに痛みがぶり返していたそうです。
これは針治療の特徴であって、刺すという行為は筋肉の中にある、とても細い繊維の「筋原繊維」を切る事になります。
切った瞬間は、一応筋肉は柔らかくなるので、なんとなく楽になったような気になります。
しかし、筋肉は再生しようとするので、切れた箇所をつなぎ止める働きを始めます。
そうする事で、前回よりも痛みが強くなったりします。
それならまだ良いものの、破壊→再生→破壊→再生で結局いつになっても治りません。
じゃあ、どうして良くなるのか?
筋原繊維を切らないように柔らかくするしかありません。
通常は少し難しい施術になります。筋肉の仕組みをよく理解できていないと出来ないかも知れません。
これは治療家でも知らない先生が多いので仕方がないです。
針だけに限らず、グイグイ押し込むマッサージも繊維を切るので危ないですね。
今回の女性は完全に回復するまで7回かかりまし他が、最後は背中もスッキリして痛いところが無くなったと喜んで頂きました。
この患者さんのように、「整体って何されるのか分からないから怖い」という人は多いと思います。
当院では柔らかい力で、硬くなったところをしっかり押さえて筋肉を伸び縮みさせていきます。柔らかい手技なので、揉み返しなどもほとんどありません。
もしあなたが腰から足の痛みで困っているのに、整体に「踏み込む自身が無い」と恐れている人は、どうぞお気軽にご連絡ください。
時間がある時でしたら電話で自宅でも症状を改善する方法をお伝えします。
お電話ありがとうございます、
わかむら治療院でございます。