朝腰が痛くて立てない

今回は泉佐野市から30代の女性ですが、朝腰が痛くて起き上がれないと言う方が来院されました。
当院に来て頂いた時間は午後の2時だったのですが、この女性が言われるには、
「今は少し動けるのですが、朝がとても痛くて起き上がれないんです。とにかく朝が1番辛いんです…」
と言うことです。
痛くなった原因は分からなく、腰の右側が急に痛くなってきたと言われました。
接骨院にしばらく通っていたのですが、痛みが3週間も続くからだんだん怖くなってきて、右側だから肝臓が悪いのではないか?などと、怖い事ばかり考えてしまうという事です。
検査をしてみると、右側の大腰筋がとても硬く感じます。なにやらタコ糸のように1本硬い筋肉が走っているように感じました。

「恐らくこの筋肉が縮んでいるのだろう…」
と判断しました。
施術は少しお腹側の方から筋肉を柔らかくしていきました。患者さんご自身にも少し体を動かしてもらいながら施術をしていきましたが、最初はまだ硬くて痛いので、動きが悪いです…
しかし、5〜6分してくると、動ける範囲が変わってきました。そこで痛みの度合いを訪ねてみると、
「はい、確かに動きやすいですね!!最初は動かしたら痛みが響いたり、お尻まで筋肉が突っ張る感じがしていたんですが、だんだん楽になってきますね」
と言われました。
この大腰筋が縮まる人はかなり多いです。デスクワークが長くても縮みやすいですし、急な激しい運動でも同じように縮んでしまう人もおられます。
15分ほどすると、かなり楽に動けるようになってきたので、次は下の図にある外腹斜筋という場所を柔らかくしていきました。

この筋肉は人体の中でかなり縮む力が強く働く筋肉なのです。個人差はありますが入念に柔らかくする必要が場所です。
治療を続けていく度に動きが大きくなってきたので、初日は終了しました。
2日後に来て頂いたら、朝の痛みがかなりマシだったと報告してくれます。2回目は大腰筋の緊張がほとんど無くなっていたので、外腹斜筋から柔らかくしていきました。
初日とは全く違い、筋肉がかなり柔らかくなっていたので、最後に骨盤の調節を「ポキッ」という軽く矯正してみるとホッとした顔をされています。そして立ってもらうと、
「軽い!」
とかなり驚かれていました。完璧に柔らかくしたいと言うのでこの後も数回治療をしたのですが、朝の痛みがほとんど無くなったと喜んで頂けました。
多くの人が勘違いをされていますが、骨盤や腰の骨が「痛み」の原因ではありません。硬く固まってしまった筋肉があなたを苦しませる「痛み」の原因になるのです。
筋肉が柔らかくなれば、ある程度の歪みなら勝手に戻っていきます。フニャフニャになるほど柔らかくしても、それでも戻らない場合は、骨を戻す施術を行います。
特に腰痛がある人は、朝が痛くて起き上がれないと言う人は多いです。私も毎朝の痛みのチェックから始める日々を過ごした経験がありますので、あなたの気持ちがよく理解できます。
でも、その辛い腰の痛みを改善する方法はありますので、お悩みでしたらどうぞお気軽にご連絡してください。
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