腱鞘炎としびれ

今回は泉佐野市から腱鞘炎で2ヶ月間治らないので焦って来院された30代の女性でHさんです。
パン屋さんでお仕事をされているそうですが、忙しくなるにつれて痛みが強くなってきて、パソコンで腱鞘炎チェックと言うのを見て自分で調べたりしていたそうです。
だんだんしびれが出てきたので、怖くなって病院へ行きました。そこで診断されたら「腱鞘炎」と言う事で注射と薬、そして家では湿布を貼るように指導されたそうです。
それでも不安なので、近所の接骨院で腱鞘炎用のテーピングをしてもらいながら仕事を続けていきました。
しかし、痛みは引きません…
病院ではなぜか注射の数が増えていきます。そして注射の大きさがレベルアップしていったそうです。だんだん針も大きくなってきていたと言われました。
Hさんは、「これは、おかしいな〜。なんか麻痺してきたのか、注射が効かなくなってきているな〜」と不安になってきたそうです。

検査をしてみると、上の図にある場所が強烈に硬くなっていました。私から診ると、完全に普通の筋肉ではないほど硬く感じるのですが、整形外科での診断では分からないそうです。接骨院でも同じで見逃されていました。
普段からの施術が強く押すようなマッサージだったり、針で指すような治療だと、この硬さを見落としてしまうのです。では、なぜ私がその異変に気づいたのかと言うと、強く押すようなマッサージを行わないからです。
実は、昔の私は巷の治療家さん達を一緒だったので、痛いところを揉みほぐそうとして強く押し込んでいました。
「それが効いているものだ」と勘違いしていたんです。実はそんな押し方をすると筋肉繊維は切れてしまうので、あとからまた痛みがぶり返します。
こんな事をしていても筋肉は柔らかくならないのです。
Hさんには、痛いところを明確に教えて頂くようにお願いしました。なぜかと言うと、筋肉は繊細だからです…
細かく痛い場所を教えて頂く事で本当に悪い筋肉の繊維を見分ける事ができるようになります。
Hさんに痛い場所を詳細に教えて頂きなから施術していきました。5分くらい柔らかくしてみてから動かしてもらいました。
すると、腕を動かした時の痛みが最初は痛みが10だったのが→6まで減った感じがすると言われました。
そこで続けて施術をしていきました。
30分経過すると、最初の痛みが10→3まで減ったと言って頂きました。初日はここで終了しました。
まだ根本的な悪い場所が取れていないので、2日後に来て頂きました。仕事が忙しい為に、最初の痛みはないですが、まだ痛みがあります。
前回と同じように施術していきました。すると2回目なので以前よりも早く柔らかくなります。
しかし、腕の筋肉をたどっていくと背中の方にも悪い場所があったので、そこまで柔らかくしないと再発の恐れが常時つきまといます。
Hさんにそれをお伝えすると、「手術をして何も出来なくなると仕事に支障が出るので多少、時間が掛かってもいいので治して下さい」と言う事でしたので、1週間に1度のペースで1ヶ月半通って頂きました。
現在ではなにも無かったように仕事が出来るようになったと喜んで頂けました。
腱鞘炎は、私も体験しているのです。偉そうに言っていますが、昔はグイグイと力で押す治療をしていたのは私なのです。
その代償に自分の親指と手首が強烈に痛み、ドアノブをひねる事すら出来なくなった時期があります…
しかし、今は筋肉繊維を切らずに柔らかくして痛みを除去する方法を師匠に教わりました。衝撃的な治療方法でした。
「このやり方を知っていたら、私自身があれほど苦労しなくても良かったのにな〜」
と悔やんでしまいます。でもその苦しみが今、来院して頂ける患者さんを助ける事が出来ているのならば大切な経験になります。
もし、あなたがどこへ行ってもよくならない腱鞘炎でお悩みでしたらどうぞお気軽にご連絡してください。
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