過剰な病気予防は逆効果?

jyori

こんにちは、若村治療院です。

仮想の病気に対して異常に反応するアンジェリーナ・ジョリー症候群と呼ぶそうです。

上手く言ったな~と思いますが、確かに病気の予防をする事は大事ですが、まだ何も起きてもいないのに体の一部を切除してしまうのはやり過ぎな気がします。

健康マニアもほどほどにした方が良いですね。

■病気恐怖はアンジェリーナ・ジョリー症候群につながるかも

極端な健康主義(ヘルシズム)によって、身体コンディションの標準に関する単純な懸念でさえも、手術によって過剰修正する、アンジェリーナ・ジョリー症候群に至る可能性がある、というロシア国立研究大学高等経済学院からの研究報告。

エフゲニア・ゴールマンは、今日の西洋文化において健康問題の政治化と商業化は、健康主義につながっている、と言う。

健康主義は、美しさの基準に適合しないものを批判し、究極的には”正しい”遺伝だけを選択する優生学に近くなるというのである。

アンジェリーナ・ジョリー症候群の患者は、危険な病気の可能性への注目度をしだいに高めていく。

そして、健康を監視するだけでなく、仮想的な病気を防ぐための行動にすらいたる。

アンジェリーナ・ジョリー自身は、乳がんの兆候はなかったにも関わらず、遺伝的素因を理由に予防的乳房切除に至った。

今日の一般向けの医療政策は、しだいに健康の責任を医療機関から個人に移し、全くの仮想的な病変の予防すら含む、治療から予防へと方針を転換してきている。

けれども、予防医療における病気の”計算”や美しく健康な身体の基準の理想化が誤って理解されると、健康主義者の流儀に従う社会的強迫観念に振り回されかねない。

最も危険なことは、”健康的な生活スタイル”に合わないもの一切合切を非難するようになることである。

◆健康マニアは神経症や差別につながる

“健康”が社会的かつ道徳的に必須になれば、”不健康”は非難の源になるだろう、とゴールマンは考えているという。

若く美しくスリムな体は、個人の社会経済的地位や社会的”価値”の尺度にさえなり、健康主義者の基準に合わない全てが差別の対象になり得る。

一方、健康主義はグローバルに拡大している。

そのような曖昧な政策には、それを推進する多くのインセンティブが存在する。

ゴールマンは、健康主義の源が、健康の政治化、医療費削減、社会変革、日常生活の医療化などにあることを強調する。

全ては健康を望ましい状態としそれに至るための道筋をつける。

これだけならさほど問題はないようにみえる。

しかしそれが極端になると、健康主義は、架空の病気の兆候さえ探し始めることになる。

このような態度は、うまくいけば運動や健康的な食生活を促進するが、極度に理想化されると”道徳の危機的状況”を促すだろう。

◆”不健康な外見” が社会的差別をもたらす可能性がある

健康主義者的な健康理解が広まると、健康的な生活スタイルの実践への関与に応じて個人が道徳的に評価され得るようになるかもしれない。

健康的な食生活や運動を実践していないとか、見た目がスリムで魅力的でないことが、個人の人間的評価に大きく響くようになるだろう、とゴールマンは述べている。

◆特に女性には健康主義の圧力がかかる

従来の家族のモデルでは、女性は家族の幸福と健康を気遣う役目を担っていた。さらに、健康主義の規範がこのモデルに追加される。

健康主義は、特に女性で、美と健康の基準を決めている。

ジェンダーステレオタイプと健康主義者の規範により倍化した圧力は、女性に罪悪感とストレスを促す。

“身体の内側”(臓器の機能)と”身体の外側”のカテゴリが統合され、体の具合だけでなく見栄えも医療の目標となる。

◆健康主義は個人ではなく患者に向けられる

医療技術の生活への浸透は、日常の医療化につながる。

そのような医療モデルでは、「健康と病気の明確な臨床カテゴリは崩壊する」とゴールマンは英国の社会学者デビッド・アームストロングを引用して述べている。

この監視社会では、日常生活に医療機器や医薬品の数が増え、人がアプリオリに患者と見られることを意味する。

医学は事前に脅威の可能性を計算するようになり、「症状のない患者」(‘patients without symptoms’、英国の社会学者アンドリュー・ウェブスターによる表現)が出現するが、それでもなお、生涯にわたる健康監視は続けられる。

◆健康主義は優生学に近くなる可能性がある

“新しい健康志向”と優生学の類似点は、特に胚のテストに関連する”新しい遺伝学”の倫理問題にあるとゴールマンは考えている。

フランスのデビッド・ル・ブルトンの意見でもあるが、問題は、医学の焦点が”治療から不治の排除”に変わる脅威である。

“新しい遺伝学”の展開は、DNAから特定の疾患の原因となる”悪い遺伝子”を除外する遺伝子工学の可能性につながるとゴールマンは述べている。

“健康的な生活スタイル”が社会的弱者に悪影響を与え、差別につながる高いリスクがある。

専門家は健康主義的言説には常に注意していかなければならない、とゴールマンは結論している。

http://jsps.hse.ru/en/2014-12-4/140188681.html

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