足がつる仕組みと予防策
「ヤバい、ここで死ぬかも知れない..」
「怖い、まだ死にたくない、どうしよう..」
荒れ狂う海の中でこんな事を考えました。
もう20年近く前の話になりますが、ビーチで日本最大級の波が来るという仙台新港という場所で下手くそなくせにサーフィンをした頃の話です。
ハッキリ言って無謀な事をしました。
前日から夜通し走って疲労が溜まっていた事と、あまりにも波が大きい事でパドル(泳ぐ)が大変で、余計な力が入ったのか「ふくらはぎ」がつってしまいました。
「よりによってこんな波の中で足がつるか..」
と思い、流されないように急いでボードに乗ってパドルしようとすると今度は太ももの裏がつります。
たまらずボードから降りて静にプカプカ浮かんで休憩。
しかし、強烈な波が来るので逃げる時も痛みに堪えながら必死でした。
これを繰り返す事40分..
他のみんなは波に乗っている中、僕だけは足の痛みと呼吸をする為に空気の確保する事に全神経を使っていました。
この時に、水中で足がつった時はじっと浮かぶ事がいいと学びました。
足がつる原因は、主に冷えと水分不足からくる血行不良、長期間にわたる緊張や疲労によって引き起こされます。
海やプールに入っている時も汗はかくので水分不足になりやすいです。
しかも泳ぐときの足の動きはふくらはぎの筋肉を収縮させるのでつりやすくなります。
足がプールの底などに届く場合は良いのですが、深い海ではそうはいかない為に、大ピンチになります。
ポイントは焦ってはいけません。
つるという事は筋肉が収縮している訳なので、そこを伸ばせば次第に回復してきます。
水深が深ければ立ち泳ぎか背泳ぎの姿勢になってつった場所を反対に伸ばせば大丈夫。
必ず回復してきますので、脚の指を掴んで反対方向に伸ばしてください。
でも一番良い事は日頃から背骨の矯正をして疲労を取る、そして水に入る前はしっかり準備運動を行う事ですね。
今思えば笑い話ですが、あの40分間は本当に怖かったな..と「足がよくつる患者のMさん」を診て思い出してしまいました。
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