肥満と大腸がんリスク
こんにちは、若村治療院です。
僕は肩こりや頭痛を訴えて来院される方には腸内洗浄をおすすめしています。
栄養は腸で吸収し、免疫力も腸で上げ、頭で幸せと感じるホルモン(セロトニンやドーパミン)の材料も腸で作られると聞いています。
もし便秘で腸の動きが悪いと、上記のような腸の役目が果たせなくなるのです。
すると、体調がおかしくなり、やる気もなくなってしまうのです。
だから腸内洗浄は強くお勧めします。
便秘のない人でも、宿便は必ずあると言われるので、気にした方が良いですよ。
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■10代の過体重は大腸がんリスクを2倍にするかも
http://gut.bmj.com/content/early/2015/04/28/gutjnl-2014-309007.abstract
10代に過体重(BMI27.5以上)であることは、中年期の大腸がんの発症リスクを2倍にするかもしれない、という米国ハーバード大学の研究結果が『消化管』に報告された。この年齢での全身性炎症(赤血球沈降速度、ESR)の指標が高水準であることも、大腸がん発症のリスクを高めるようだという。
成人期肥満と炎症は、世界中で男性の3番目に多いがんである大腸がんのリスクを高める。しかし、思春期後期における肥満と全身性炎症の影響についてはよくわかっていなかった。
研究チームは、1969-1976年に16-20歳で軍隊に徴兵された、およそ240,000人のスウェーデン人男性の健康状態を追跡した。入隊時、男性は、身長と体重、ESRレベルを含む健康診断を受けていた。その後2010年までの大腸がんの罹患状況が国のがん登録データベースから調査された。
徴兵時、男性の12%が痩せ、81%が普通体重、5%が軽度の過体重、1.5%が重度の過体重、1%が肥満であった。
平均35年間にわたる追跡期間において、885名が大腸がんを発症した。そのうち384名は直腸がんであった。入隊時、普通体重者(BMI18.5-25)と比較して、重度の過体重者(BMI27.5-30)は、大腸がん発症リスクが2倍だった。BMI30以上の肥満者のリスクは2.38倍だった。
また、徴兵時の健康診断の時点で、既知の炎症性腸疾患のない男性間で、ESR (15mm+/h)の高い人は、10mm/h未満の低い人より、大腸がんの発症リスクが63%高かったという。
「これは、観察研究であるので、原因と結果についての決定的な結論は出せない。しかし、思春期のBMIと炎症の両方は、腸がんの発症に役割があるかもしれない」と研究者は語る。
「両方の因子は、お互いに独立だったので、BMIの影響はESRを指標とした炎症以外のメカニズムを通じたものかもしれない」と研究チームは述べている。
成長の過程における炎症とBMIが大腸がんの発症に与える影響についてのより良い理解のためにはさらなる研究が必要だろう、と研究チームはまとめた。
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